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2004.05.28

0069_オオゴマダラの羽化

ペット、というわけではないけれども、適切なカテゴリがなかったのでペットへ。
オオゴマダラとは沖縄に生息する日本で一番大きな蝶。
知人の家で今オオゴマダラの羽化ラッシュと聞いたので、その知人にお願いして蛹(さなぎ)を葉っぱごと頂いた。早朝に羽化するらしい。どれくらい朝が早いのか? とにかく無事羽化して蝶へと変身するのだろうか...

知人(ギャラリー象の安里さん)がオオゴマダラの葉っぱごと丁寧に大きな袋に入れて下さった。それで葉っぱ(というか蛹の)提供者からのアドバイス。「自宅の観葉植物でもいいから、この葉っぱをセロテープなどを利用して、自宅にある植物に上手につけること。あたかも自然に生えているように。するとオオゴマダラは安心して羽化するよ」とのこと。なぁ~るほど。すばらしい。ほんとに楽しみ。

蛹だが、黄金色であるはずの蛹(さなぎ)は羽化直前だからか濃い緑色のような色合いだ。蝶も大きいだからか蛹も予想以上に大きかった。(長さ2.5cm程度) 黄金色ということだが、いったいどの程度輝くのかというと、以下の写真のようにストロボをたくとピカッ! 金色に輝く! 驚くばかりだ。とにかく美しい...

DSC00004s.jpg

朝になった。5時半。あたりは未だ暗い。さて蛹は、と観てみると昨晩と同じように葉っぱの裏側にぶら下がっているだけ。風にぶらぶら揺れていて何だか少し不安。そしてちょっぴり残念。明日だろうな、とペットの熱帯魚へ餌をやり、プランタの花々にも水をやり、ついでにシャワーも入って蛹を見たら...

すでに羽化が終わり、成蝶に! えっ、えっーー。決定的瞬間を見逃した!! うーん、残念。でも無事に成蝶になってくれたので早速妻子を起こす。蝶のサイズが分かるように寝ぼけた息子を隣に配置(笑) そのサイズがお分かりになるだろうか。

DSC00006s.jpg

すっかり羽化が終わって蛹から出てきた蝶はまだまだおとなしい。足元には蝶が抜け出たので空になってしまった蛹が透明な袋のようになって割れている。しかしよくみるとまだつま先は蛹の中。大きな羽を静かに伸ばしているようだ。羽がしっかりと乾いて、羽ばたくことが出来るようになるまで、じーっと時を待っている。じーっと。

DSC00012s.jpg

時折羽を少し開いては閉じてまたじーっとしている。きっとそうやって羽の完成具合を確かめているのだろうな。そしてしばらくすると、今度は口の中から、これまた丁寧にくるくると巻いて収めてあったホースのような口先を、するするするっと伸ばし始めた。そして力強くピーンと伸ばす。かなり長い。胴体の半分くらいはありそうだ。これなら花々がその蜜をどんなに奥深く大切にしまっていても隠しとおすことはできないだろうな、と思えるほどとにかく長い。そしてそのホースが伸び切ったところで今度はまた丁寧にクルリクルリと上手に丸めて、きちんと口の中へしまい込む。誰が教えたのだろうか、とにかく見事なまでにきちんとしまい込んだ。そしてまたじーっとしている。時折風に吹かれ少し揺れる。でも微動だにしない。飛び立つまでまだまだ時間が掛かりそうだ。この静けさに我を忘れこちらもじーっとしている。癒しの空気の中に浸っている。その空気に吸い込まれていくように静かな時間...

と、おおーっ、時間だ! 悲しいかな、出勤時間だ! 神秘的な空間から超現実の世界へ! でも十分に癒されたので、今日は朝からツイてる!! さようならオオゴマダラ。来年こそは庭にホオライカガミを植えておくからね。また会おうね。

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Comments

taxiさん、有り難うございます。今度?の首里オフ会にでも是非とも下さい。

Posted by: cco | 2004.06.12 at 03:46 AM

カバマダラの羽化のビデオ発見しました。
初めて撮った&編集がいまいちなので、不満はありますが、
よければ差し上げますよ。

Posted by: taxi | 2004.06.12 at 12:55 AM

現在“オオゴマダラの幼虫も飼育中”です。と言ってもホオライカガミという食草を与えて、食べさせればよいだけなのですが... とにかく食欲旺盛でどんどん食べています。楽しみです。うまくいけばまたアップしようかと考えています。

Posted by: cco | 2004.05.31 at 08:31 PM

小さい頃、家の庭先でセミがふ化するのを見たことを思い出しました。大人になるにつれて虫が苦手になってきましたが、そういう神秘的な瞬間は、今でも見てみたいですね。

Posted by: しづか | 2004.05.31 at 07:24 PM

とボクがコメントを書いた調度その直後「幼虫採取」との連絡が入りました。ホオライカガミの葉もいっしょに頂くことになりました。さて、幼虫の天敵はゴキブリとアリらしいです。その対策を講じなくては...

Posted by: cco | 2004.05.29 at 03:14 PM

mikan さん&双葉 さん&taxi さん、コメント有り難うございます。
オオゴマダラの羽化の興奮、未だ冷め遣らぬ状態が続いていて... その蛹を下さった方が、今度は青虫&更なる蛹を下さるとのこと。明日虫かごを持って頂いてくる予定です! 今度こそは決定的瞬間を見逃さぬよう頑張るつもりです!!

Posted by: cco | 2004.05.29 at 03:07 PM

昆虫の変わり身はすごいですよね。
私もある意味20年で変わり身がすごいか。(^^;
で、オオゴマダラ、カバマダラ昨年は自宅で食草を育てて羽化させました。ビデオも撮ってあるんですが、職場が変わってテープが行方不明(^^;ただいま捜索中。

Posted by: taxi | 2004.05.29 at 10:54 AM

 う~ん。ccoさんもおっしゃるとおり、ほんとうに、神秘的な話ですよね。
 理系の科目は苦手でしたが、「生物」の授業だけは、好きだったわたし。
 これからも、たくさん、きれいな写真を、見せてくださいね(^_-)-☆。

Posted by: 双葉 | 2004.05.29 at 09:27 AM

オオゴマダラ!
本部のパイナップルパークに蝶の館があって、そこに大量にいました。
飛ぶ姿はグライダーのようで、大きさに驚きました。
蛹はあんなに小さいのにね。

実は、蝶が大の苦手な私、件の蝶の館で半泣きになり途中退場と相成りました。
オオゴマダラの固体数が増えるのは嬉しいのですが
近所にうじゃうじゃいたら外出できなくなるなあ・・・

Posted by: mikan | 2004.05.29 at 09:12 AM

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